プロポリスって何?

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オーストラリア産のプロポリス

プロポリスの原産国としてもっとも有名なのがブラジルですが、ブラジル以外にも中国やオーストラリア、ドイツなどがあります。今回は、オーストラリア産のプロポリスについて考えてみます。

国によって原材料が異なる

プロポリスは、ミツバチが様々な植物から採取したものが原材料になります。当然国によって植物の特徴が異なります。例えば、ブラジルならキク科の「アレクリン」、中国産は「ポプラ」系の植物が原材料になっています。

オーストラリアン産のプロポリスの主な原材料となるのが「ユーカリ」です。ユーカリはコアラの食事として有名ですが、古くから薬草としても親しまれていました。

ユーカリの効果

オーストラリアの先住民であるアボリジニ、彼らは古くからユーカリを「キノ」と呼び、薬草として利用していました。傷の治療にユーカリの葉を巻いていたのです。ユーカリには毒性があり、その毒性が薬用効果を発揮するのです。

強い抗菌・殺菌作用

ユーカリの効果は、傷の治療だけではありません。ユーカリの葉をつぶしてつくる液体を傷の消毒だけでなく、喉の腫れや咳の治療などにも利用していました。また、うがい薬として、風邪の予防や治療にも効果があります。これは、ユーカリに含まれる「シオネール」という成分に抗菌作用や抗ウィルス作用があることが理由と考えられます。

鎮痛作用

ユーカリには、強い鎮痛作用もあります。ユーカリが原材料のプロポリスは、局所麻酔に使用される「キシロカイン」よりも3~4倍、強力な麻酔作用がある「ノボカイン」の5%濃度のものと同等の麻酔効果の報告例もあります。オーストラリア産のプロポリスは、頭痛や歯痛、歯槽膿漏に優れた効果を発揮します。

特徴に合わせたプロポリス選び

オーストラリア産のプロポリスの原材料がユーカリのように、各国のプロポリスの原材料にもそれぞれ特徴があります。中国産のポプラには「フラボノイド」、ブラジルのアレクリンには「フラボノイド」と「アルテビンC(桂皮誘導体)」が含まれています。それぞれの効能を比較検討して、自分に合ったプロポリスを選ぶことが大切ですね。

(参考)
オーストラリア産のプロポリス
https://xrdarabia.org/04.html

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